新しい年が明け、1月31日に地区の初茶会が行われました。青年部は茶席の一つである立礼席を担当させていただき、700余名のお客様をお迎えすることができました。今年のテーマは「祈り」震災5年目を迎え今自分たちが復興へ向けて何をすべきか、何ができるのか。そして今年は青年部のナショナルコンファレンスがいわきの地で開催される貴重な年でもあります。復興に対する気持ちを今一度見つめなおす大切な時期と考えさせられる年となりました。そのような思いをぜひ福島に伝えたいと関東第一ブロックでは福島の竹林をイメージしたアプローチを制作。本席背面には自然への畏敬を込めて、また恩恵をも授かる自然に対する感謝も込めて自然が織りなす温かで、それでいて懐かしい月明かりのような「木漏れ日」を作りました。扇面はお家元の「清影月移来」同じ月を福島でも東京でも見ているという思いを演出いたしました。

 例年にない明りをわずかに使用した席となりました。神秘的かつ厳かなしつらえを目指し、会員一人ひとりが初茶会へ向けて準備をいたしました。多くのお客様にお褒めのお言葉をいただけましたこと一同心より感謝申し上げます。至らない点も多々ございましたが、まずはお客様が青年部の席でホッとしていただけることを目指して一同邁進いたしました。例年多くの方のご支援ご指導をいただいておりますことスタッフ一同御礼申し上げます。皆様本当にありがとうございました。

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待合に海老原露巌先生の「情熱」でお客様をお出迎えです   九州の竹明り演出家のちかけんさん作です

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福島をはじめ全国から集めた竹で福島の竹林をイメージしました 「光る棚」は内側からブラックライトで照らしています

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本席の背面には「木漏れ日」を演出           光る棚で普段とは違った表情になりました

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お家元の扇面「清影月移来」              ガラスの水差しに移る水紋が揺らめきます

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床の扇面下の句である「萬樹の梅」が咲き乱れます      三種の水仙を活け、貝にはキャンドルライトが光ります