中茶フェ「着ぐるみキャラ秘話」
ブロック会員大会は、会員の一人一人が自ら楽しむ!をモットーに準備しました。
みなさんの自分秘話、教えてくださいませ。
例えば、私自身は中茶フェ公認キャラを作るのに挑戦!
まずは、画材とクラフト材の専門店、新宿の世界堂へ材料の仕込みに。
ここは夫の得意領域。
どこの売り場に何があるか知り尽くしてますから。
絵の専門家には、三年前に初茶会に描いた、 ブロックの松羽目(老松の板)を金に塗り直す作業もあり同時進) リキテックスのゴールド。 画伯は早速、塗りを。 私はキャラ頭の構造を設計。 スチロールや鉄板などは使わず、日本の伝統的な技法をヒントに、竹ヒゴと美濃和紙を使い、できないか? 加茂茄子がモデルの、モテ茄子ちゃんの構造から着手。 イサム・ノグチ氏のあかりと、堀木エリ子氏のオブジェを参考にしました。 まずは、ヒゴを繋ぎ、大きな円をいくつかあわせ、仮留めして球体をつくり、一ヶ所に径が半分の円をとりつけ、被り口にしました。 いくつか束ねて、整形。 被ってみてもらいました。 大きさバランスはほぼ、読み通り。 イケル!と確信。 教科書も設計図もない、できるかな?的、終わりは見えない工作です。 鏡を見ながら、目や口や、覗き穴や、通風の穴の在処をイメージ。 よし、と思ったら、固定作業。 極細のエナメル線を採用しました。 捻ると締まりがよく、見た目も綺麗で作業のモチベーションが上がります。 クロスする箇所を、こんな風に留めていきます。 内部は、被る人の顔に接するので、エナメル線はすべてテープでくまなく覆いました。 誰か、テープを切るだけでも助けてーと心で叫ぶうち、ヘミングウェイの「老人と海」の一場面を思い出していました。 「ああ、あの子がいたらなぁ!」 仕方ないから自分でテープを切り、イサムノグチのテーブルの端いっぱいに貼りつけては、作業。 一晩中、繰り返して… ここまでで一晩目、終了。夜明け。 松羽目は、三度塗りで完成らしく、これはまだ一度塗りの状態。 二晩目は、梨の頭に挑戦。 あかりシリーズや、提灯とは離れ、梨の末広がりは、籠を編み上げる要領で作ることにしました。 茄子とは全く違う方法にて、梨に挑戦! 被り口のみ、同じ輪にしました。 下から編み上げていきます。 家にある花入の籠を頭にイメージしながら、ほぼ、場当たり的に編んでは、少しほどいて… 行きつ戻りつ、試行錯誤の回数分だけ実際にヒゴを組んではほどく、繰り返しです。 松羽目も二度塗りに入りました。 何度もお茶を入れ換え、紅茶、抹茶、柚子茶でbreakしながら、またしても夜が明けてしまいました。 この日は、会場となるコングレスクエアの社長様へご挨拶へ。 鶴屋八幡さんの協賛菓子の相談へも参ります。 …できあがるかなぁ。 不安や恐れは、捨てよう。 前夜になりました。 松羽目を塗り上げた画伯が、梨の貼り作業を引き受けてくれました。 茄子はほぼ覆いました。 誕生日当日を迎えた深夜零時の時点。 梨の頭頂部を貼っています。 明け方、四時頃、貼り上がりました。 そこから、目鼻口をつけて、覗き穴をつけて… 最後の難関は、蔕の部分。 ここを掴んで持ち上げられれば便利。 できました!! 茄子の毛先のカールの加減にこだわりました。(笑) 筆ペンで巻いて丸めました。 ↓最初は口が地味でしたので、マーカーで上塗りしました。塗り直したのが上の写真。よし!ヽ(´▽`)/ すでに当日、朝6時です。 さあ支度して、いざ、会場へ! 荷物が多くてタクシーでも茄子を抱えたままでした。 梨は、助手席に一人で座り、見た人は びっくりな光景。 すでに、指定通りのドレスコードでキャストが待ち構えていてくれました。 モテ梨くんには、新人会員の菅原有記くん。 モテ茄子ちゃんには、先月入会の新人会員、中澤春香さんが入ってくれました。 力尽きても、あとは二人が皆さんを楽しませてくれる… どっと疲れる間もなく、さて本来業務へ。(^-^;
出来に感動しました!
クオリティ高いっすね。
ちなみに世界堂のフロアープランは分かりませんが、有楽町ビックカメラと、渋谷東急ハンズと、島忠は、何がどこにあるか完璧に頭に入っております。。。それらのご要望があれば、お声がけください。
お疲れ様でした。