開催報告|7/10 ブロックコンファレンス2022

裏千家淡交会青年部関東第一ブロックでは、「新時代の行動力」をテーマに、3年ぶりの対面形式でブロックコンファレンスを実施いたしました。
多くの青年部会員がコロナ禍によるお稽古の中断や青年部活動の停滞を経験した今、一人ひとりの中に改めて前向きな気持ちを醸成し、一歩踏み出す機会になることを目指しました。

呈茶

最初に、国立オリンピック記念青少年総合センターの茶室「桜花亭」で皆さんに抹茶をふるまい、久々の対面形式のお茶会を楽しみました。

式典

式典では、西川ブロック長の開会の挨拶の後、関東第一地区参事地区副委員長の秋山宗和先生のご挨拶、淡交会総本部の小野田桂子様による総本部報告、全国代表者会議議長の中谷憲正君の助言を得ました。

基調講演

基調講演では、淡交社月刊誌『なごみ』編集長の宮﨑博之様にご講演を頂き、コロナ禍の茶文化発信の工夫についてお話しいただきました。「義務感だけでは編集の仕事は続かない。リーダーとして個々の自発性を伸ばし、『やりたい!』と思わせる土壌づくりが大切」とリーダー論として非常に大事なこともお話しいただきました。

研修

研修では、同じ青年部の仲間でもある大橋英雄君より茶道に対する問題意識について考える機会をいただきました。目標と現実のギャップから行動を考える型(フレームワーク)について教えていただきました。その場で考える時間も得たことで、曖昧だった目標を顕在化させ、次の行動を整理することができました。その後、グループ内で意見を共有したり、何人かの方に発表していただきました。「自分にはない発想や同じ目標を掲げる仲間を見つけることができた」との声が聞かれました。後日、グループメンバーで集まる機会も設けられ、実際の行動の結果を共有したり、仲間との交流をより深める機会となりそうです。

閉会

最後は工藤実行委員長の謝辞で締めくくられました。ご来賓の先生方、青年部、他ブロック、学生あわせ146名にご参加いただき、久しぶりの対面での交流は、改めて人と人との繋がりの大切さを感じる機会となりました。

開催概要

日時:令和4年7月10日 (日) 12:00~17:30
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター|国際交流棟「国際会議室」・茶室「桜花亭」
テーマ:新時代の行動力ーさあ始めよう
スケジュール:
12:00~13:30 受付・呈茶
13:30~14:45 式典
15:00~15:45 基調講演:宮﨑博之氏|淡交社 月刊誌『なごみ』編集長
15:55~17:00 研修:大橋英雄氏|東京第三東青年部/三菱商事 統括マネージャー/米日財団「日米リーダシップ・プログラム」日本側前代表
17:00~17:30 閉会式