開催報告|明治神宮献茶式 立礼席

令和8年9月30日 (水)
於 明治神宮 回廊

令和8年9月30日、秋雨に煙る中、明治神宮にて献茶式が執り行われました。淡交会青年部関東第一ブロックは回廊にて立礼席を担当させて頂きました。

青年部席のテーマは「明治神宮の杜」。明治神宮は、明治天皇と皇后の昭憲皇太后を御祭神としてお祀りし、1920年に創建されました。明治神宮境内には100年以上の長い年月をかけてつくられた豊かな森林と、日本の伝統文化が感じられる杜があります。

明治天皇は蹴鞠の伝統と保存のために「蹴鞠保存会」を結成したことで知られています。そのような背景からお道具には蹴鞠の水指、御所車の平棗、雅楽器の蓋置など神社や明治天皇に縁のあるお道具組とし、さらに青年部に関わりのある先生方の作品で取り揃えました。長い時間をかけて作られ、守られてきた明治神宮のように、代々諸先輩方から受け継がれてきたこの青年部を、今後も大事につなげていくという思いを込めたお席としました。

終始、和やかな雰囲気のお茶会で、お席の後は皆様興味深くお道具をご覧になられておりました。また、明治神宮に参拝に来られた多くの海外の旅行者の方々が足を止め、お茶会の様子を熱心に眺め、時折茶道についての説明を求められることもありました。日本の伝統文化である茶の湯に関心を持つ海外の方の多さに驚かされました。
不安定な天候の中での献茶式の開催ではありましたが、時折雲の合間から淡い陽光がさし、趣のある落ち着いた雰囲気の中、450名あまりのお客様をお迎えすることが出来ました。ご参加いただきました皆様に感謝申し上げます。