西中国ブロック研修会 参加報告

東京第一東青年部
加藤 澄佳

テーマ

仲間とともに新たな一歩 下関から

開催日時

2021年09月19日(日) 13:00~16:50

開催方法

ハイブリット方式

会場(中継局)

関門の宿 源平荘・山口中継局1,2・宇部中継局・岩国中継局・周防中継局・萩中継局・他ブロック会員各自オンライン

内容

  • 開会式
  • 総本部報告
  • 全国委員会助言
  • 基調講演「明日の茶会を想像する ~これからの茶会の工夫や楽しみ方~」
    講師:太田達氏
  • オンライン茶会
  • 周防青年部表彰報告
  • 閉会式

所感

1青年部が主幹になりブロック研修会を企画する形で、今回初めて西中国ブロックとして集会形式とオンラインのハイブリット方式を採用したとのことでした。親支部の先生方も各支部に分かれて集会形式で参加し、なおかつそれをオンラインでも中継するなど親と子の関係がしっかり繋がっていると感じました。

基調講演は老松主人で弘道館代表理事、立命館大学非常勤講師で工学博士でもある太田達氏による、「京文化と科学と芸術」についての講演でした。茶会において亭主と客が以心伝心すること、分析することの重要性や「ちゃかぽん」茶・和歌・能への造詣を深めることの大切さ、茶会はその日の時間、その日の明かりで空間を作っている、座は美意識を育むという太田氏の解説がとても興味深く、菓子を作るのには庭を見ることが大事、床の軸を和歌に起こし二次元から考えて菓子を作り同じ製法はないよう考え抜くその知識と姿勢に感服いたしました。

また、周防青年部の優良青年部表彰報告として、行事等の全員参加を目指し子供連れでも参加できるよう工夫した活動内容をお伺いし、丁寧に会員一人一人と向き合いニーズに応える行事づくりと心配りに既存会員の定着と行事参加者の増加実現の手ごたえを感じ、それがいかに大事かも実感しました。

新規会員増加だけでなく、いかに会員に満足してもらうかもきちんと考えなくてはと改めて思いました。

オンライン茶会も事前に下関のだるま堂製の青のり羊羹を送っていただき、回遊式庭園長府庭園の茶室にて岡田ブロック長が亭主を務める茶会を事前録画したものを皆で視聴しながらその流れにそって皆で同じ下関の銘菓とお茶を楽しむという、その場にいるようなカメラワークが楽しい茶会でした。

最後にそのお茶会で使用したのと同じ菓子皿の抽選会などもあり、あっという間の楽しい研修会でした。西中国ブロックのあたたかな仲の良い雰囲気も感じられる研修会に参加して、感じたことや良いところを自分の青年部にぜひ持ち帰り実践したいと感じました。

以上