淡交会の目的は、家元指導方針を会員が遵守し、裏千家茶道の基本的な点前作法を全国的に統一し、茶道文化に関する研究調査を行うとともに、一般財団法人今日庵の目的事業の後援・振興ならびに茶道を修好する方々の研修・福利厚生を図り、日本文化の興隆発展に寄与するという目的を有しています。

淡交会は全国に 16の地区とその下に167の支部があり、事業を担当しています。関東第一地区は東京都を担当しており、18の支部で構成されています。

「淡交会」とは、十四代家元淡々斎宗匠の斎号に因み命名されたもので、荘子の「君子之交淡若水」 (君子の交わりは、淡きこと水の若し)に典拠するものです。淡々としてあたかも水が流れるようになにごとにも執着せず、 どんなときにも感情に流されない平常心の交わりを意味し、茶禅一味の精神を根本とします。

地区では

地区協議会、地区委員会を招集し、地区大会等の行事についての協議や、学校茶道連絡協議会や青年部の運営行事についての助言と協力を行っています。地区ではまた、地区大会は、地区内の支部が主管となり、裏千家同門が地区ごとに一堂に会し、家元を中心とした一体感を確認し、茶道文化の高揚をアピールするものです。功績のあった会員の方は表彰されます。

支部では

宗家と総本部の指示のもと、地域での研修、親睦並びに様々な文化活動を図るため日本全国に支部・支所、また海外には出張所・協会が設置され、地域社会におけるあらゆる活動に取り組んでいます。