東京第四東青年部
加藤 まどか

テーマ

「みんなが笑顔で一碗を」〜嬉しい・楽しい・感謝〜

開催日時

2023年05月13日(土)

開催方法

対面開催

会場(中継局)

臨済宗方広寺派大本山 方広寺

内容

  • 開会式
  • 研修I 総本部報告
  • 研修II 全国委員メッセージ
  • 研修Ⅲ L・T出向報告
  • 研修Ⅳ 坐禅体験
  • 研修Ⅴ 法話
    安永祖堂老大師「禅の心 茶の心」
  • コンペティション発表
  • 閉会式

所感

風薫る五月、浜松駅より車で1時間程にある臨済宗方広寺派大本山 方広寺にて、東海ブロック研修に参加いたしてまいりました。
当日はあいにくの天気でしたが、緑豊かな方広寺は雨に濡れた木々が緑を増してとても綺麗でした。

会場到着後、まずは精進料理のお昼とお呈茶をいただきました。
精進料理では初めて鰻の蒲焼をいただき、作り方に思いを巡らせました。
ヘルシーかつ美味しい精進料理に大満足でした。
お呈茶の釜は東京第七東青年部会員の佐治真理子さん造で、同じブロックの方のご活躍に触れ、うれしくなりました。

開会式では牧野潤一ブロック長より、他ブロックとの交流は青年部在籍時のみであり、顔覚えるのは友人の第一歩であると熱いお言葉がありました。

研修I総本部報告では長谷川義翁様より、青年部表彰のエントリーについて、申請する過程が大切であることを、若山卓也様よりコロナ禍の3年間で17%会員が減少したが世間は茶道に興味があり青年部が入り口となり得ること、親と青年部の繋がりが大切であることをお話しいただきました。

研修II全国委員メッセージでは浅野央子総括幹事より、青年部活動の魅力は人との縁であり、部長だけではなく一般会員にもそれぞれ役目があることなどをお話しいただきました。

研修Ⅲリーダーシップ・トレーナー出向員報告では、第34期と第35期L・Tの方々が活動を報告されました。
第34期はほぼオンラインでの研修だったため、オンラインを駆使して活動していた様が興味深く、その中で自主研修を12回も行う熱意を見習わなければと思いました。
第35期はまだ研修が半ばで、これからがさらに楽しくなりそうな報告でした。

研修Ⅳ坐禅体験では本堂にて座禅を行いました。
手足の組み方や息の仕方などを説明いただき、最初は5分、次は20分、と体験しましたが、思いのほかまわりの人の気配よりも鳥の声や雨の音しか聞こえませんでした。

研修Ⅴ法話では方広寺第九代管長 安永祖堂老大師より「禅の心 茶の心」についてお話しをいただきました。
禅宗を象徴する飲み物はお茶(茶礼)であり、禅はお茶で目覚めるというお話しには、茶道と禅のつながりの深さに浅学ゆえ驚きました。

コンペティション発表は、各青年部がお茶を習っていない人を誘うためのお茶会を考え、作成したポスターを展示し、参加者が投票した結果を発表して盛り上がりました。
どれも本当に開催されるような楽しいポスターで、とても悩んで投票しました。謎解きクエストや忍者茶会、茶道ラッピング電車、そして十万人次礼リレー!発想が素晴らしかったです。
コンペティションは東海ブロック研修に参加させていただく楽しみの一つです。
今回の1位は三重南青年部のナゾ解き忍者茶会でした!

閉会式にて次回ブロック研修会の主管青年部が発表され、ブロック旗の引き継ぎが行われました。
関東第一ブロックではブロック研修はブロック執行部ならびに18青年部部長、実行委員で運営いたしますが、他のブロックでは主管青年部制のところもあり、その違いを実感することも他ブロック交流の良さだと思います。

今回の研修は一日開催でしたが、希望者は方広寺へ宿泊させていただき、さらに東海ブロックのみなさまや他ブロック交流でご一緒になったみなさまと交流を持つことができました。
また、翌朝は早朝6時からのご祈祷に参加させていただき、前日の座禅に引き続き厳かな気持ちになりました。

主管の浜松青年部のみなさま、東海ブロックのみなさま、今回も楽しいブロック研修に参加させていただきありがとうございました。また来年も参加させていただけるよう願っております。

写真

以上