祈りの呈茶2018 於 中央区銀座区民館
平成30年3月13日(火)中央区銀座区民館
大震災から7年が経ちました。未だ仮設住宅に暮らす方がおられ、沿岸部の人口は減っています。青年部では毎年この時期に祈りの呈茶を開催し続けております。
2年前にナショナルコンファレンス2016inいわきが行われました。その報告書の「ご挨拶」の中で御家元は「地震や津波、さらに原発事故の影響で風評被害を大きく受けているいわきに関する方々の心の復興に少しでも協力させていただきたいとの思いから開催地をいわき市とし、東日本大震災被災地の復興支援を目的の一つとしました」とおっしゃっておられます。NC2016inいわきに先立ち、全国のブロックでは、「祈りの呈茶」を行い、この大震災へ、祈りを一碗をもって捧げました。
そして、NC2016inいわき開催後も、この祈りを、先日のNC2018へ、本日の呈茶へ、さらにその先へと繋げてまいります。
短冊、花入、香合は、関東第一ブロックの青年部員がNC2018でチャリティー展観で頒布いただいたものです。
短冊(額装) 洗心日新 お家元御筆
唐物写魚籃花入 池田泰輔様作
香合 岩木秀斎様作
古帛紗 聖宝洋犬紋 古帛紗は関東第一ブロックの青年部員がNC2018のコース別研修で作成しました。
聖宝洋犬紋とは、龍村美術織物様のご説明書きによりますと、「十三世紀、パリに建てられたゴシック様式の礼拝堂にある、メダイヨン文様のタイル装飾に範を求めました。」とのことです。
お茶碗
NC2018記念品、粟田焼 安田裕人様作
参加者全員が一碗ずつ頂戴したお茶碗です。
お茶 宝尽の白 伊藤園様
真剣に祈り、募金をする青年部員。
これからブロック役員会に参加する皆様が次々と一碗の祈りを捧げ、募金をしてくださいました。
深甚の感謝を申し上げます。