開催報告|令和7年度 役職者研修会&祈りの一碗2025

令和7年3月23日 (日) 於 茶道裏千家東京茶道会館

日差しに春のぬくもりを感じる季節となりました。風に乗る花の香りが心を和ませる中、令和7年3月23日 (日)に役職者研修会を開催いたしました。
役職者研修会とは、新しい期の始まりに行われ、新部長、副部長・総括幹事、委員長のそれぞれの役職を担う会員が集まり、経験者である先輩方による講演、グループディスカッションを通じて、心構えや実践に役立つヒントを学びながら交流する場です。

はじめに、加藤まどか実行委員長から青年部役員必携をもとに、各組織や行事・役職ごとの役割について読み合わせを行いました。講演では東京第六東支部の岩澤宗知先生より昨年度優良支部表彰を受けられた「会員増強と減少を抑える支部の取り組み」と、ご自身の青年部での経験や歴史、そして青年部会員へのメッセージを頂きました。メールやSNS等で連絡手段は変わってきたが会員への声掛けの重要性は変わらないというお話が印象的でした。
講演に続いて青年部ごとにグループディスカッションを行いました。青年部歴の浅い人が継続してくれるよう、相手の立場にたって方法を考えてみようをテーマに話し合い、代表者からの発表を全体で共有しました。

研修会前にご参加の皆様には祈りの一碗として呈茶をお楽しみいただきました。阪神大震災から三十年という節目の年であることをテーマに行い 被災地に寄り添うこと忘れないという思いを込めて一碗を呈しました。

参加した各青年部の役員が今回の研修での知識や交流をもとにどのような活動を行っていくのか。皆様ご期待ください。