開催報告|令和7年度 「関東第一地区」 初茶会
令和7年2月1日 (土) 於 東京美術俱楽部
青年部として薄茶立礼席を担当させていただきました。今年は大阪万博が開催される年であり、そのメインテーマが「いのち輝く未来社会のデザイン」とのことから、新しい技術を使ったものや持続可能な素材を設え、本席は「近未来、SDGs」をテーマといたしました。
角張ブロック長のもと、今期の執行部、部長、実行委員によるはじめての公式行事として緊張しながらも、約610名のお客様をお迎えすることができました。
点前座後ろの画像は、竹+近未来で生成したAI画像を投影し、竹林でのお茶会をイメージしました。お茶碗は幾何学模様のものや東日本大震災のときに作られた再生茶碗、茶杓はアルミ茶杓、そして蓋置は青竹に白蛇が巻き付いているかたちを3Dプリンターで作成いたしました。
お菓子は先生方や先輩方の築いてくださったものを、現役の青年部が情熱のエネルギーで引継ぎ、未来の青年部へ繋いでゆくことを緑・赤・白の三色で表現し、持続可能な青年部活動を一つの串で繋いでいくということを表しております。
待合には竹簡の会記と、18青年部の部長が持続可能な青年部活動を達成するために必要なことを18本の竹に想いを込めて展示しました。
成長が早く、持続可能な素材とされる竹を多く用いたお席を設えました今期の青年部ブロック役員一同ですが、多くの節を経験し、ともに学び成長できるような活動をしていきたいと気持ちを新たにいたしました。2年間どうぞよろしくお願い致します。