関東第二ブロック研修会 参加報告

東京第七西青年部
設楽 左枝子

テーマ

結<ゆい>

開催日時

2021年06月12日(土) 13:00~16:50

開催方法

オンライン形式

会場(中継局)

オンライン

内容

  • 開会式
  • 研修Ⅰ(総本部報告・全国委員助言)
  • 研修Ⅱ(講演会)
     基調講演「五感を魅了する和菓子から学ぶ、人々の心を結びつける力」
     講師:「有職菓子御調進所」老松主人 太田達先生
  • 研修Ⅱ(グループディスカッション・オンライン呈茶)
  • 全大会
  • 閉会式

所感

13時より開会式として増井ブロック長の挨拶に始まり、総本部報告、全国委員会助言がありました。
その後、研修会として京都の菓匠 老松主人である太田達先生による講演が行われ、京都の伝統や茶道の歴史などと共に有名な茶会記と共に菓子の歴史を伺いました。

通常のブロック研修会は講演の後に質疑応答の時間があり終了するパターンが多いのですが、今回の交流会ではテーマによってグループに別れ、グループごとにテーマに沿った菓子を提案を行いました。
特に特色的であったのは、グループで提案のあった菓子のうち実際に作成が可能そうなものをオリジナルな菓子として作成いただき、後日宅急便で届くという今までにない試みでした。

グループディスカッションは10ほどのグループに分かれて、1グループには7~8名が参加しました。
私たちのグループのテーマは「久しぶりに会う友に送りたい菓子の銘は?」でしたが、他にも様々なテーマが出され、テーマに即した菓子を各グループでイメージして菓子の図案を発表しました。
はじめて会う皆さんが自己紹介をしながら全員で一つの菓子をテーマに沿って考えていくという企画はありそうなものでしたが、実際にその中から一つが先生に選ばれて手元に届くというのは今までにない企画であり、菓子が届くのが実に楽しみでした。
季節柄、棹もの系の菓子が多かったのですが、実際に選ばれたのはカササギの焼印が入った上用饅頭で、主菓子がクール宅急便で届いたときは格別な思いがありました。

全体的にどのブロックもオンラインを実にうまく活用し、今までにないオンラインならではの行事をされていることにとても感心致しました。
特に今年はすべてのブロックがオンラインでの開催となり他ブロック間交流に参加しやすいこともあって、多くの他ブロックの参加者とコミュニケーションをとることができて良かったです。

今期は他にも多くの他ブロックの研修会に参加し、ブロックごとの特色を楽しみたいと思いました。

以上